CO2
ガス消火設備

二酸化炭素消火設備

不活性ガス消火設備(二酸化炭素)
用途
  • 機械式駐車場 /
  • オイルセラー /
  • 圧延機 /
  • 危険物倉庫 /
  • 塗装ライン /
  • 集塵機 /
  • 混打綿機 /
  • 送綿ダクト /

ガス消火設備のなかでも最も古くから採用され、消火技術が完成された消火設備です。1961年に消防法に定められて以来、多様な防火対象物で優れた消火実績を上げています。ローコストで、わずかな隙間にも浸透する特性があるため、構造が複雑で必要消火剤量の多い局所消火に適しています。二酸化炭素消火剤は有害で危険なため、高度な安全対策が必要です。

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省スペース

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低コスト

co2

特長

  1. 01

    構造が複雑な場所へ、加圧装置なしで局所的な消火が可能

    圧延機・印刷機・塗装ブース等、出火場所が特定できる場合に最適な局所放出方式での運用に適しており、対象物の周囲全域を防護するのに有効な隔壁・囲いがないといった環境におすすめです。ガス自体の圧力で放出するため、ポンプ等の動力源に頼らず放出することができるうえ、電気絶縁性にも優れており、電気機器に安心して使用できます。局所放出方式…防護対象物に対し、消火薬剤を直接放射して消火する方式

  2. 02

    化学変化に強く、安定性が高い

    油類、金属類、電気絶縁物などに化学変化をおよぼすことがありません。長時間にわたって貯蔵しても変質することがなく、安定した運用が可能です。

  3. 03

    隣接区画を含めた「高度な安全対策」が必要

    二酸化炭素消火設備は、その優れた特性から数多くの消火実績を持っています。しかし、二酸化炭素が放出された区画に人がいた場合には、消火剤が持つ中毒性により生命に危険を及ぼすことがあるため、設置にあたっては安全対策が必要になります。当社では消防法で定められた万全の安全対策にて設備を導入いたします。

システム構成例

全域放出方式

全域放出方式のシステム構成例

局所放出方式(圧延機の場合)

局所放出方式のシステム構成例

二酸化炭素消火設備をご利用のお客さまへ

消火システムNN100【不活性ガス消火設備(窒素)】及びハロン1301消火設備【ハロゲン化消火設備(ハロン1301)】へのリニューアルをおすすめしております